AEDの値段はいくら?

AEDの購入を検討する時に気になるのはやはり値段です。

相場感でいえば、購入する場合は20万円~30万円、レンタルなら月額5000円程、というところがAEDの販売価格の相場ですが、アマゾンや価格コム、楽天等の販売価格や、ECサイトではない個別の販売店での販売価格について調べました。

amazonでのAED販売価格は?

アマゾンでAEDと検索すると、下記のような結果になりました。

最安が215,784円と、ほぼ20万円という、とても安い価格で販売されているものが目に入ります。

AEDには電極パッドやバッテリーなど数年後に交換しなくてはいけない消耗品がありますので、amazonで買う場合それらのサポートをしっかりしてくれるかどうか、あとは使い方やメンテナンスについてのきちんと説明をしてくれるのかどうかが少し気になりますが、amazonでもAEDの購入はできるようです。

AEDだけではなく、AEDのトレーナーや、胸骨圧迫練習用の機器も検索結果にでています。

 

価格コムでのAEDの値段は?

価格コムでAEDで調べた結果はこのようになりました。こちらはCUメディカル社のCU-SP1が最安で239,760円でした。楽天で出品されているもののようです。

楽天の場合は売買の前後でショップとの やりとりが比較的しやすい印象があります。親切なお店であれば、消耗品についてやメンテナンスについて相談した上で購入できるかもしれません。

 

楽天でのAEDの価格は?

楽天での検索結果はこの通りです。先程価格コムででていたAEDが一番上にきました。オムロンのレスキューハートHDF-3500は、243,000円で販売されています。amazonで2番目にやすかった価格と同じです。

 

アマゾンと楽天、価格コムでAEDの価格を比較しました。

オムロン:レスキューハートHDF-3500

amazon :215,784円、243,000円

価格コム:無し

楽天:243,000円

CUメディカル:CU-SP1

amazon :250,000円

価格コム:239,760円、367,200円

楽天:239,760円、250,000円

日本光電:AED-3100

amazon :280,000円

価格コム:無し

楽天:無し

オムロン:パワーハートG3 HDF-3000

amazon :無し

価格コム:324,000円、367,200円

楽天:無し

フィリップス:ハートスタートHS1

amazon :330,000円

価格コム:無し

楽天:313,632円

ECサイトで買える最安値は?

このようにまとめてみると、amazonでも楽天でも価格コムでも販売されている機種もあれば、どこか一つだけで販売されている機種もあり、価格もバラバラでした。

AEDを購入する時は、一度色々なサイトを比較してみたほうが良さそうです。

そしてECサイトで買える最安値は、現段階ではレスキューハートHDF-3500の215,784円のようです。

レンタル・リースの価格は?

AEDは購入だけではなく、レンタルやリースする事もできます。SECOMやアルソックによるレンタルが有名ですが、レンタル価格もみてみましょう。

SECOMのAEDレンタルの価格はこのようになっています。

 

 

このように月額4,900円が最安値といえます。

該当ページには下記のような但し書きがあります。契約期間は5年間なので、5年間支払を続ける事になります。

 

レンタルの総費用は?

5年間の縛りがありますので、実際にかかる費用は月額4,900円×12ヶ月×5年の294,000円です。

この中に電極パッドやバッテリー等の消耗品の交換費用も入っているので上記のAEDの販売価格と横並びにして比較することは出来ませんが、一般的にレンタルのほうが割高になるケースが多いです。

その分、消耗品が勝手に送られてきたりするので管理の手間が省けたり、何かがあった時に対応してもらえるという安心感もあります。

AEDの補助金は?

AEDは公共的な価値のある製品ですので、補助金がでてもおかしくはありません。補助金を使えるなら使いたいというのが本心ではないかと思います。

色々と調べてみたところ、補助金がでるケースはさほど多くはないようです。また、全額ではなくて半額とか、一部を負担する、というものが多いようです。

さらに補助金を受けるためには書類の手配も必要な事が殆どなので、労力を考えると割に合わないケースも多いようです。

補助金については、下記の記事に詳しく記載されています。

AEDの補助金・助成金まとめ。対象や種類、金額、補助割合等

代表的なAEDは?

日本でも数多くのAEDが販売されています。また過去に販売されていて、今はもう販売されていないという機種もあります。

AEDを選ぶときには、今販売されているAEDから選ぶ事になると思うので、現在日本で販売されている代表的なAEDを紹介します。

カルジオライフ AED-3100(日本光電 )

 引用元:日本光電公式HP
(http://www.nihonkohden.co.jp/iryo/products/resp_resus/def/aed3100.html)

唯一の日本製のAEDを生産、販売している日本光電のAEDです。機能が非常に充実している上、デフォルトでリモート監視システムが利用できるのが特徴です。数多く販売されたAED-2100の後継機がAED-3100です。

HS1+(生産:フィリップス、販売:フクダ電子)

 引用元:フィリップス公式HP
https://www.philips.co.jp/healthcare/consumer/aed/products

日本光電とならんで、日本で非常によく普及しているのがフィリップスのAEDです。その中でもHS1が最も普及した機器で、それを日本用に改善したのがHS+です。

CU-SP1(CUメディカル)

 引用元:CUメディカル公式HP
http://www.japan-cu.com/m21_view.php?page=1&div=1&idx=24

知名度では上記の日本光電やフィリップスには劣りますが、価格と機能のバランスの良いAEDでシェアを伸ばしているCUメディカル社のAED、CU-SP1です。消耗品の期限管理用の液晶がついているのが特徴です。

レスキューハートHDF-3500(オムロン)

 引用元:オムロン公式HP
https://www.aed.omron.co.jp/product/

医療機器等のメーカーとして知名度の高いオムロンのAEDです。レスキューハートHDF-3500は、成人と小児を同じパッドで切り替えて使える機能はついていないものの、非常にコンパクトで堅牢性も高く、価格が安い事が特徴のAEDです。

ライフパックCR Plus(フィジオコントロール)

 引用元:フィジオコントロール公式HP
http://www.physio-control.jp/product/crplus/

フィジオコントロールは世界ではフィリップスに続きシェアの大きなメーカですが、日本では日本光電、フィリップス程のシェアはもっていません。CR Plusは日本に参入した当時から変わらず販売されているAEDです。

本当の最安値はECサイトじゃない?

この記事ではamazon、楽天、価格コムと、ECサイトでのAED販売価格について記載してきましたが、AEDには電極パッドやバッテリーなどの消耗品があるので、よっぽど信頼できるショップからではない限り、ECサイトから購入するのはおすすめできません。

また、AEDの業界では、価格破壊を防ぐために「安売りする場合は販売価格をネット上には表示しない」、という暗黙のルールがあるようで、見積もりを取るとECサイトでは出せない低価格でAEDを販売しているサイトもあります。

おすすめはネット販売に特化する事でコストカットを行っているAEDコム です。

 

 

これまでAEDは、営業マンによって直接販売される事が殆どでしたが、インターネット販売に特化し、コストカットして安く販売しています。アフターサポートも万全なので、仮に若干高くても、ECサイトで購入するよりはこういった販売店から購入する事をおすすめ致します。

<AEDコムのページはこちらから>