フィリップス(philips)について

ヤギ先生ヤギ先生

今日はAEDメーカーの一つ、フィリップスを紹介しよう。

フィリップスは早い段階から日本でAEDを販売している会社で、日本光電と日本のシェアを2分していた会社じゃ。最近は勢いが落ちているものの、まだまだ大きなシェアを占めておる。

日本ではフクダ電子という会社が総代理店をしておる。

A子(ノーマル)

そうなんだ!フィリップスって会社は知ってます。ひげ剃りとか、電気製品のイメージがありますけど、AEDでも有名だったんですね!

ヤギ先生ヤギ先生

そうじゃ。フィリップスのAEDはかなり普及しているし、AEDの講習で使われる事もよくあるため、AEDというとフィリップスのAEDを思い浮かべる人も多いじゃろうと思う。

A子(ノーマル)

そうなんだー!そういえば私のAEDのイメージも、ケースに入ったフィリップスのAEDかもしれないです。

ヤギ先生ヤギ先生

AEDと聞いて、赤色のケースに入った見た目を連想するなら、多分フィリップスのAEDを思い浮かべておるぞ。

ではまずはフィリップスの会社情報を紹介しよう。

フィリップスの会社情報

会社名コーニンクレッカ フィリップス
本社所在地オランダ アムステルダム
設立1891年
総資産約538億03百ユーロ(2007年)
従業員数135500人(2007年)
売上高約469億76百万ユーロ(2007年)
事業内容軍需産業、電機・家電製品のメーカー
ヤギ先生ヤギ先生

フィリップスは日本では電気カミソリなどが有名じゃが、照明機器や医療機器、半導体、音響等様々な商品を開発しておる。歴史のある大きな会社じゃ。

フィリップスの製品について

ヤギ先生ヤギ先生

フィリップスは日本での販売歴は長いが、AEDの製品数は限られておる。

基本的にはここで紹介する、HS1、FRxが主力製品じゃ。

ハートスタートHS1+

 引用元:フィリップス公式HP
http://www.philips.co.jp/healthcare/product/HC5066AP01/hs1

価格(定価):340,000円(税込)

HS1+は、長く販売されてきたHS1を日本用にモデルチェンジして販売しているものだそうです。分かりやすいところでは、色が変わっています。

ハンドルを引くと電源が入るなど、珍しい仕様です。AEDは2kg以上のものが一般的でしたが、この機種は1.5kgと軽く、持ち運びに便利という特徴がありました。最近はこれより軽いAEDも登場しています。

ハートスタートFRx

 引用元:フィリップス公式HP
https://www.philips.co.jp/healthcare/consumer/aed/products

価格(定価):408,000円(税込)

このモデルもかなり普及したモデルなので、見たことがある人も多いと思います。AEDの講習でもよく使われている印象があります。

小児に使用する際は専用のキーを差し込むとモードが切り替えて使用することができます。HS1は小児用電極パッドを別途購入して小児に使用するときにはパッドを付け替えて使用する必要がありますので、小児への使用が想定される場合はこの機種のほうが便利です。

またHS1は防塵防水性能が低めなのですが、こちらはIP55と高く、屋外でも大概の場所で問題なく使用することができます。

ハートスタートFR3

 引用元:フィリップス公式HP
https://www.philips.co.jp/healthcare/consumer/aed/products

価格(定価):不明(プロ仕様のため調査できず)

1.6kgと軽くコンパクトな本体の中に液晶画面を搭載し、小児用キーを差し込むと小児モードに切り替わって使用できるなど、充実した機能が搭載されています。FR3データカードを使用してデータ管理が行えるなどといった特徴や、バイリンガルに対応しています。このAEDは一般向けというよりはプロ向けの製品です。

 

ヤギ先生ヤギ先生

フィリップスとそのAEDについて紹介してきたが、覚えてもらえたかな?

A子(ノーマル)

はい!やっぱり私の知っているAEDはフィリップスのAEDでした。フィリップスがAEDでも有名なことがよくわかりました。

ヤギ先生、今日もありがとうございました!